11月13日(土)~11月14日(日)、「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第6戦 スーパー耐久レース in 岡山 3時間レース」が行われ、予選2位から3勝目を狙った林テレンプSHADE RACING 884号車 86は、シリーズ3勝目を挙げ、シリーズチャンピオンを獲得しました。
11月10日(水)~11日(木)
練習走行1日目~2日目
2019年以来のシリーズチャンピオン奪取に向け、通常よりも1日早くサーキット入りし、練習走行を開始しました。この日は30分枠が3本あり、国本 選手、石川 選手、清水 選手がシェアしながら、レースに向けてセッティングを詰めていきました。
11月12日(金) 練習走行3日目
この日は1時間の練習走行が3枠ありました。2回目のセッションは小雨が降るなどあまりよくないコンディションの中、他車との接触があり、マシン右リヤが少し損傷しましたが、メカニックの早急な対応で3回目のセッションに間に合わせました。3回目の走行では予選シミュレーションを行い、トップタイムでこの日の走行を終えました。
11月13日(土) 予選
午前に行われたフリー走行で再度予選シミュレーションを行い、まずまずの感触を得ました。12:50から行われた予選は少し雲り空となりましたが、Aドライバー国本 選手からスタートしました。国本 選手のセッションでマシン不調が発生し1.45.778のタイムでクラス3位となりました。続くBドライバー予選の石川 選手は1.43.320でクラス1位となりました。A+Bドライバーの合算タイムの結果、3.29.908で決勝は2位からのスタートとなりました。その後行われたCドライバー予選の清水 選手は決勝レースを見据えたセットアップスタートをしましたが、であるものの1.42.750をマークし、予選1位となりました。このタイムは全ドライバーを合わせてもトップタイムで決勝に向けて非常に期待が高まる結果となりました。
11月13日(日) 決勝
シリーズチャンピオンを獲得するには、優勝且つ#310が3位とならなければいけない非常に厳しい状況です。Gr2の決勝レースはまだ寒さの残る8時30分にレースがスタートされました。スタートドライバーの国本 選手は早々に#310をオーバーテイクし、トップに浮上しました。しかし、またもやマシン不調が発生してしまい、予定よりも早い17周でピットインを行い、給油とドライバーを石川 選手に交替し、マシンを送り出しました。石川 選手はマシン不調があるにも関わらず、トップを走る#310に引けを取らないペースで周回を重ね、徐々にギャップを縮めていきました。一方、#310は45周目にピットインし、マシンを送り出すもペースダウン。49周目に再度ピットイン。マシンをガレージに入れました。その間にトップを奪い返す事に成功し、54周目に石川 選手から清水 選手に交替をしました。清水 選手は無理をする事なく、安定したペースで走行を重ね、今シーズン3勝目を挙げると共に、2019年以来2度目のシリーズチャンピオンを獲得しました。また2019年から3年連続、全戦表彰台獲得となりました。
今シーズンもSHADE RACING 884号車への熱いご声援、ありがとうございました。
来季以降の参戦予定につきましては、別途ご案内を申し上げます。
情報参照先
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- スーパー耐久ホームページ:https://supertaikyu.com/
- スーパー耐久TV:https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w