Round2 SUGO戦で優勝！！

林テレンプ SHADE RACINGは4月27日(土)に、スポーツランドSUGO(宮城県)で行われた『ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦 SUGO3時間レース』でST-4クラス2勝目を飾りました。前回の鈴鹿戦から2連勝を達成する事ができました。

4月25日(木)

SHADE RACINGにとって、初のスポーツランドSUGOで迎えるレースウィーク。この日はSUPER GTテストが鈴鹿サーキットで行われており、HIRO HAYASHIが全てのセッションを担当した。1本目は路面が少し濡れている状態だった為、レインタイヤを履いて走行を開始。慣熟走行を兼ねたブレーキ関係の焼入れを行った。2本目、3本目はドライコンディションで走行し、この日はトータル40周走行を重ねた。

レインコンディションでのテスト

水しぶきが高く上がる程の雨量となった

4月26日(金)練習走行

平中克幸、国本雄資が合流した2日目、雨、そして冬のような気温の中、テストを進めた。順調にプログラムを進める中、午後のセッションでコースオフしガードレールに接触、フロント廻りを損傷した。この日はそれ以降走行が叶わず、メカニックが懸命に修復を実施。従業員がメカニックを務める当チームにとっては大きな試練となるも、前向きに取り組み、各チームに協力を頂きながら、作業は夜遅くまで続いた。

この日も雨が降り続いた

修復に取り掛かるスタッフ

4月27日(土)予選

懸命の作業が実り、朝のフリー走行では問題なく走行出来る状態となった。この日は、午前に予選、午後に決勝が行われる1dayイベントとなる。霧雨が降る中、9:15～行われたAドライバー予選は平中が挑み1'46.667で3番手タイムをマーク。続いて行われたBドライバー予選は国本が挑み1'45.819で2番手タイムをマークし、合算タイム3'32.486となり、3番グリッドからのスタートとなった。その後行われたCドライバー予選はHIROが担当し、基準タイムをクリア後、決勝レースに向けたセットアップを行った。

Aドライバー予選に挑む平中克幸

Bドライバー予選直前の国本

4月27日(土)決勝

予選後に雨はやみ、徐々に路面はドライになるも、レース直前にまた降り始めてしまう。そして、14:00にいよいよ決勝レースがスタート。スタートを担当した国本は前を行く#310を積極的にプッシュしていく。11周目にFCYが入り、前2台がピットインする中、国本はそのまま走行を続け、トップに立つ。20周目には2度目のFCYが入り、このタイミングで1回目のピットへ入り平中へ交代し、3番手でコースへ復帰。平中は怒涛の走りを魅せ、ファステストラップを連発しながら、前方と11秒以上あった差をみるみる埋めていき、再びトップに躍り出る。平中は69周を走りきった89周目に最後のピットインを行い、国本に交代。国本はマシンを労わりながら、安定した走りでゴールまで導き、見事、開幕2連勝を達成。平成最後のレースを勝利する記念の1日となった。

平中の走りにピットは沸いた

安定した走りを見せる国本

2連勝を飾り歓喜に沸くSHADE RACINGスタッフ

次回は6/1(土)～2(日)富士スピードウェイ(静岡県)で行われる第3戦に参戦いたします。
シリーズ天王山となる24時間レース。昨年は参戦2戦目で初表彰台を獲得した思い出の地で今回は優勝を狙う。
引き続き、林テレンプ SHADE RACINGへのご声援、宜しくお願い致します。

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