SHADE RACINGは、6月4日(土)~6月5日(日)富士スピードウェイで行われました「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に参戦し、ST-4クラスで2位表彰台を獲得しました。
6月3日(金)
水曜日から練習走行を重ね、迎えた予選日は12:00からAドライバー予選が始まりました。石川が担当し1′58.624で2番手タイムをマークしました。続くBドライバー予選は国本が担当し、1′58.151で2番手となりました。A+Bドライバーの総合タイムの結果、3′56.775で翌日の決勝レースは2位からのスタートとなりました。Cドライバー予選を担当した山田は、決勝レースを想定したセッティングでのフィーリング確認を行いながら2′00.824のタイムを出し、2位となりました。その後、突如大雨が降り、一時中断となりました。路面が濡れた状態で再開され、Dドライバー予選に挑んだ影山は2′09.405のタイムで最終確認を行いました。
6月4日(土)~5日(日)
少し雲がかかった天気の中、15:00にレースの火蓋が切られました。スタートドライバーを務めた石川は2位のポジションをキープしたまま、着実に走行を重ね、52周目に影山に交代しました。102周目に国本に交代、しかし126周目にマシントラブルが発生し、ピットインを行うと同時に、予定より早く10分間のメンテナンスタイムを敢行しました。その後も国本がロングランを行いピット予定のタイミングで2度目のSCが導入されました。少し長めになると読んだチームはギリギリまで引っ張り184周目にピットイン、山田に交代しました。山田は884号車で初の決勝レース出場となるもナイトセッションでも安定したラップを重ね、242周目に石川に交代しました。しかし248周目に電気系統のトラブルで緊急ピットイン。修復に約1時間半を要し再びマシンをコースに送り出しました。この時点でトップと49周差の3位となりましたが、石川は少しでも追い上げを図るべくマシンを走らせ、2位を走る60号車のトラブルもあり、1分41秒まで詰め寄りました。
レースは折り返しを過ぎた308周目、石川から再び山田に交代。山田も徐々に差を詰めていき364周目に再び石川と交代。石川はこのセッションでもハイペースで巻き返しを図り、ギャップを大きく詰めました。420周目に山田に交代し、逆転に向け追い上げます。452周目に60号車が再びピットインを行い、2位に浮上しました。476周目に国本に交代し3位とのギャップを広げていきます。521周目に影山交代し着実に走行を重ねていきます。そして574周目、最終スティントを山田に託しゴールまでマシンを運びます。しかし、577周目ダンロップコーナー立ち上がりでマシンが突如ストップしてしまうトラブルが発生するも、なんとか復旧しピットイン。チェックを行い、再びマシンを送り出しました。その後も症状が続き、大事をとってピットイン。最後の1周に賭け、なんとかチェッカーフラッグを受け607周を走り切り、悲願の24時間レース初優勝は叶いませんでしたが、過酷なレースで非常に大きな2位表彰台を獲得しました。これで2019年開幕戦以来、18戦連続表彰台獲得となりました。
影山 正彦(左)
スーパー耐久富士24時間レースにシェイドレーシングより参戦させて頂き誠にありがとうございました。久し振りの24時間レースで自身、ワクワクドキドキと一抹の不安な心持ちで臨みました。チームは素晴らしい車両と環境、メカニック、スタッフの献身的なサポートにより一丸となってチェッカーまで戦えました。結果は2位と残念でしたが如何ともし難い理由での性能差なので新型車になる次戦以降が楽しみです。この度、私の参戦にあたり応援頂いたスポンサー各位、チームの皆様、ファンの皆様、大変ありがとうございました。
山田 真之亮(中央左)
今シーズンよりレギュラードライバーとして884号車をドライブする事になり、昨年以上に責任感と緊張感を持って24時間レースに臨むことが出来ました。素晴らしい環境下で戦わせて頂き、支えてくださった皆様のご声援が力になり、トラブルがありながらも無事2位入賞することができました。またこの先新型車両になり、24時間レース以上に戦えるようになる新体制がとても楽しみです。シリーズチャンピオンを目指し、最後まで全力で走り抜きたいと思います。ありがとうございました!
国本 雄資(中央右)
クラス2位でゴールすることができました。トラブルなどで厳しい局面もありましたが、今年も良いチームワークで戦う事が出来たので、この結果に満足しています。応援ありがとうございました。
石川 京侍(右)
884号車の参戦するST-4クラスは富士24時間が開幕戦となりました。国本選手、山田選手、影山選手と共に長いレースを戦い2位でチェッカーを受ける事が出来ました。優勝は逃しましたが24時間レースは速さだけでなく、チームワークがとても重要になるレースだと思います。途中トラブルが起こってもチームがあってこその結果にとても感謝しています。スポンサーの皆様、チームの皆様、ファンの皆様のおかげです。ありがとうございました。残りのレースもシリーズチャンピオンを目指して一戦一戦全力でがんばりたいとおもいます。
今後の参戦
次戦は7/9(土)~10(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第3戦 SUGO スーパー耐久3時間レース (3h×2レース)」に参戦します。
引き続き、SHADE RACINGへのご声援宜しくお願い致します。
情報参照先
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
- スーパー耐久ホームページ:https://supertaikyu.com/
- スーパー耐久TV:https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w