SHADE RACINGは、5月27日(土)~5月28日(日)富士スピードウェイで行われました「ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に参戦し、885号車 GR SUPRA GT4 EVOは3位表彰台を獲得しました。
5月24日(水)~25日(木)
885号車がスーパー耐久に参戦し3回目となる24時間レースは昨年の2位が最高位、初優勝に向け水曜日から練習走行を開始しました。今まで使用していたタイヤメーカーが変更となり、今回のレースウィークが初めての新タイヤでの走行となります。なるべく多くの周回をこなし、セットアップを詰めていく予定でしたが、マシントラブルが発生し、修復に時間を要しました。マシン修復後、走行を再開しましたがこの日は35周にとどまりました。続く木曜日は前日の練習走行周回数をカバーすべく、精力的に走行を行いました。HIROと平中を中心にセットアップを進め、助っ人ドライバーの新田と中山も走行を行い、木曜日は130周を走行し、翌日の予選に挑みました。
5月26日(土)
迎えた予選日、激戦のST-Zクラスでは少しでも上の順位から優位にスタートを切るため強い気持ちで臨んだ中、12:15から始まったAドライバー予選はHIROがアタックを担当し、攻めた走りで1′48.709のタイムで3位となりました。続くBドライバー予選を担当する平中は、1′47.598のタイム4位となり、A+Bドライバーの総合タイムは3′36.307となり、3位からの好位置からのスタートとなりました。その後のCドライバー予選は清水、Dドライバー予選は新田、Eドライバーフリー走行は中山が担当し、決勝レースに向けて積極的に走行を重ねました。
5月27日(土)~28日(日)
27日15:00、24時間レースの火蓋が切られました。スタートドライバーを務めた平中はハイペースで追い上げトップに浮上、快調なペースで後続を突き放し、41周目にHIROに交替しました。HIROも安定したペース走行を重ね、86周目に清水に交替しました。ここから、ナイトセッションに突入し134周目に再び平中に交替しました。平中はダブルスティントをこなし、中山→新田と繋いでいきます。しかしここで他車から接触されてしまうアクシデントが発生し、緊急ピットイン。右フロントのアームが曲がり、修復作業を行いました。
メカニックの懸命な作業で無事に修復が完了し、コースに送り出しました。一時はST-Zクラス最後尾まで順位を落とすこととなりましたが、清水と助っ人の新田と中山が抜群の走りでナイトセッションを乗り継ぎ、着実に追い上げていきます。しかし、3時30分を過ぎに、ダンロップコーナーでの大きなクラッシュが発生。ガードレールの損傷が大きかった事から赤旗中断となりました。そして外も少し明るくなってきた5:00にレースは再開されました。朝方にはHIROに交替し、そこから平中→新田→HIROと確実に繋いでいき、表彰台圏内の3位まで順位を上げました。そして最後は中山がドライブし、チェッカーフラッグを受けました。アクシデントや、やむを得ないペナルティなど沢山の壁がありましたが、それらを乗り越えての表彰台獲得は、今後のランキング争いにおいて、非常に大きなポイント獲得となりました。
HIRO HAYASHI(左)
今年こそは優勝!と挑んだ24時間レースでした。アクシデントを乗り越え結果的には3位でレースを終えることができました。チーム全員が過酷な長時間を諦めることなく繋いでくれたからこその結果ですが、応援して頂いた皆様へも来年こそは必ず頂点を獲りにいく決意をしてます。引き続きご支援と応援を宜しくお願いします。
平中 克幸(左から2人目)
いつも応援ありがとうございます。今年の富士24時間レースも2台揃っての優勝はまたしてもアクシデントや不運に阻まれてしまい、本当に残念な結果になってしまいました。この悔しさをバネに残りのレースをすべて優勝するくらいの意気込みで戦いたいと思います。
清水 英志郎(中央)
昨年は惜しくも2位で終了し、今年こそはリベンジで優勝したいという気持ちで迎えたレースウィークでした。今年も残念ながらアクシデントで接触があり、優勝争いからは外れてしまいましたがその後チーム全員で力を合わせて3位まで追い上げる事が出来ました。24時間優勝はまた来年までお預けになってしまいましたが、今年の残りのレースは沢山ありますので、しっかり結果を残していきたいと思います。応援ありがとうございました。
新田 守男(右から2人目)
今年も富士24時間レースにDドライバーとして参戦しました。チームの目標である優勝を目指し順調にレースが進んでいる中、私のスティントで他車に接触されてしまい、アームが曲り、メンテナンスタイムを使い修復をしましたが10分以上かかりポジションを大きく落とす事になりました。その後のレースは、赤旗等のアクシデントがありましたが、チームは、順調に走行し3位表彰台までポジションを回復致しました。シェイドレーシングのドライバー、チームスタッフ皆さんの最後まで諦めない姿勢、チーム力の高さを感じたレースでした。応援して下さった皆さんの期待に応えられない結果にしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。たくさんの応援、ありがとうございました。
中山 友貴(右)
今年もシェイドレーシングから24時間レースに出ることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。今年こそは優勝する意気込みで挑みましたが、接触などのアクシデントに巻き込まれたり、セーフティーカーのタイミングでギャップが広がったりと、とても大変なレースでしたが、全員がミスなく走り切り、表彰台フィニッシュができたのは良かったと思います。来年も機会があれば、次こそ優勝を目指してこのチームで挑みたいです。たくさんの応援ありがとうございました。
今後の参戦
次戦は7/8(土)~9(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE 第3戦 SUGOスーパー耐久 3時間レース」に参戦します。
引き続き、SHADE RACINGへのご声援宜しくお願い致します。
情報参照先
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
- スーパー耐久ホームページ:https://supertaikyu.com/
- スーパー耐久TV:https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w