SHADE RACING

【S耐】 Round6
岡山国際サーキット(ST-Z ⁄ GR SUPRA GT4 EVO)
3時間レース
天候不順のレースを8位完走

SHADE RACINGは、10月26日(土)～27日(日)岡山国際サーキットで行われました「ＥＮＥＯＳ スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第6戦 スーパー耐久レース in 岡山」に参戦。885号車は天候不順のレースを8位で完走しました。

10月24日(木)～25日(金)

第2戦の富士大会以降、BOP※による車両性能調整により、苦戦を強いられている885号車。昨年のここ岡山は3位表彰台を獲得しているサーキットでもあり、上位入賞へ巻き返しを狙います。気温18度、路温24度と少し肌寒い秋晴れの中、HIRO/平中の順で走行を開始します。事前に岡山を想定したセットの持ち込み確認を行い、午後は清水も加わり、車高の確認を中心に走行します。25日午前は決勝用セット、午後には予選シミュレーションを行います。後半では決勝シミュレーションも行い、トラブルなく、クラス7位の順位で走行を終えます。走行後のHIROからは「BOPの影響もあり、タイムの伸びはあと一歩のところだが、決勝レースを見据えればクルマのフィーリングは良い」とコメント。苦戦を強いられている中でもチームは着実に前へ進んでいる結果となりました。

※BOP(バランス・オブ・パフォーマンス)：各メーカーや車種で性能格差をなくす事を目的に、ラウンドごとに車高・重量・エンジン出力がSTMO(スーパー耐久未来機構)により調整されます。

走行中のSHADE RACING 885号車 GR SUPRA GT4 EVO
HIRO HAYASHI 選手

10月26日(土)予選

前日同様の気候の中、10:20からフリー走行を開始します。午後の予選に向け、セットの見直しを行います。車高を調整するも思うようなフィーリングにならない中でも、平中は1’37.287のタイムを記録し、クラス2位で走行を終えます。そして、13:55からAドライバー予選がスタート。Aドライバー担当のHIROはタイム計測周に前方を走行する他車に追いついてしまい、タイムロスが発生、その結果1’37.963の9位で終了します。続くBドライバー予選を担当する平中は1’36.607の7位の結果。A+Bドライバーの総合タイムは3’14.570で、決勝は8位からスタートとなりました。Cドライバー予選担当の清水は決勝レースを見据えた給油量で決勝用セットの最終確認を行い、予選を終えました。

10月27日(日)決勝

気温24度、路温30度の中、13:30に3時間の決勝がスタートします。スタート時の天候は曇り、レース後半には雨予報もある天候の読みが難しいレースとなります。その為、チームは急遽スタート担当をHIROへ変更します。スタートを担当したHIROは落ち着いたスタートで前車に食らいついて行きます。3周目に後続車へ先行を許しますが、その後は順位をキープし、37周目にピットインして、給油とドライバー交替を行い、平中へバトンタッチ。チームはこの時、ピット時間の短縮と雨予報を鑑み、タイヤ無交換を選択します。そして、予報通りに雨が降り出します。この時はコースの一部を濡らす程度の雨となりますが、平中は滑りやすい路面を物ともせず、ハイペースで走行します。雨は一旦止むものの、再び今度はコース全域で雨が降り出します。

走行中のSHADE RACING 885号車 GR SUPRA GT4 EVO
走行中のSHADE RACING 885号車 GR SUPRA GT4 EVO

雨量的にはウェットタイヤへ交換するには至らず、平中はスリックタイヤの状態で走行を続けます。その後、雨は完全に止みますが、路面が乾くまで平中のスティントを伸ばします。路面が乾き始めた73週目にピットストップ。タイヤ交換と給油を終え、清水へ最後のバトンを託します。清水は10位でコース復帰し、懸命にハイペースで走行を重ね、最終的に8位まで順位を上げ、完走しました。

SHADE RACING 885号車 GR SUPRA GT4 EVO
清水 英志郎 選手／平中 克幸 選手／HIRO HAYASHI 選手／SHADE GIRLS
HIRO HAYASHI 選手／平中 克幸 選手／清水 英志郎 選手

HIRO HAYASHI(左)

今回はクルマのフィーリング的には悪くなかったのですが、予選では他車とのタイミングがあわずにアタックをまとめられず、決勝でも追い上げできずに終わってしまいました。次こそ表彰台にもどってきたいと思いますので、引き続き応援宜しくお願いします。

平中 克幸(中央)

レースウィークを通して、マシンのバランスは良い方向へ調整する事はでき、決勝ではチームと天候の変化を落ち着いて対処できた事は良かったですが、ライバル達も手ごわく、上位へたどり着くことはできませんでした。最終戦は表彰台に上がり、優勝してシーズンを終えれるように全力で戦います。たくさんの応援ありがとうございました。

清水 英志郎(右)

いつもたくさんの応援ありがとうございます。第2戦の富士からはなかなか上位でレースを終えることができておらず、悔しいレースが続いてます。今回のレースでは天候の変化を利用し、上位への巻き返しを試みましたが、追い上げが一歩足りずのレースとなってしまいました。次戦の最終戦富士はチームのホームコースでもあるので、第2戦富士同様に884号車、885号車揃って優勝してシーズンを終えれるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

今後の参戦

次戦は11/16(土)～17(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される「ＥＮＥＯＳ スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第7戦 S耐ファイナル富士」に参戦します。
引き続き、SHADE RACINGへのご声援宜しくお願い致します。

情報参照先

  • SHADE RACING 公式webサイト：https://www.shade-racing.com/
  • SHADE RACING 公式Instagram：https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
  • SHADE RACING 公式Twitter：https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
  • SHADE RACING 公式YouTube：https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
  • スーパー耐久ホームページ：https://supertaikyu.com/
  • スーパー耐久TV：https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w

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