SHADE RACINGは、8月2日(土)~3日(日)富士スピードウェイで行われた「2025 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT SPRINT RACE」Race1 ⁄ Race2に参戦し、 復帰戦となるレースを共に完走しました。Race1は16位、Race2は21位。
Race1
8月2日(土)公式練習
2025年シーズンの折り返しとなる真夏の第4戦の舞台はホームコースの富士スピードウェイ。5月のGTEテスト鈴鹿で発生した車両火災の影響で第3戦セパンは修復が間に合わず、欠場する苦渋の決断を強いられました。しかし、チームは諦めず懸命な修復作業の末、7月29日に車両修復が完了。その後すぐに富士山東口本宮 冨士浅間神社の宮司による安全祈願も行い、翌30日には富士スピードウェイにてチェック走行を実施しました。大会まで非常にタイトなスケジュールでしたが、再びレースに挑む準備が整いました。また、今大会は通常のレースフォーマットと異なるシリーズ初の2レース制のスプリント形式※1での開催となり、GT500/GT300混走のRace1、そしてクラス別で争われるRace2という2日間構成の中、チームにとっては復帰戦という特別な意味を持つ再起をかけた挑戦となります。気温30℃、路面温度42℃天候は快晴の中、8:30からの公式練習がスタートしました。Race1を担当する清水は最初の数周は慎重にマシンの挙動を確認しながら走行します。チームは7月30日にチェック走行※2はしたものの、修復後にレースを想定した走行は今日が初めて。その後はマシンバランスを確認しながらセットアップを行い、24周を走り切り1‘38.023を記録し、11位で走行を終えます。駆動系やドライバーの体を冷やす為のエアコン装置に若干のトラブルが発生しましたが、メカニックの迅速な対応で修復作業は最小限で完了。走行後の清水は「火災で大きなダメージを受けたマシンがどこまで元の状態に戻っているかが正直心配でした。2か月半ぶりの走行となりましたが、走り出してすぐに感じたのは、思った以上に車のバランスが整っていた」とコメント。
※1・・・. 通常の決勝レースフォーマットとは異なり、レース中の給油義務、ドライバー交替、タイヤ交換はなく、サクセスウエイトのハンディもありません。
2レース共にそれぞれ、一人のドライバーが最後まで走り抜くスプリントレースとなります。また、レース順位によるポイントはハーフポイント制となります。
※2・・・. 7月30日のチェック走行はGTA様から今大会に出場しないドライバーが担当し、走行時間も1時間、使用するタイヤも1セット(ドライ、ウェット)までというブルテンの中で実施し、今年第3戦ドライバーとして起用している佐野雄城がステリングを握りました。


予選
11:40から予選がスタート。気温37℃、路面温度は58℃と午前中の公式練習からさらに気温、路面温度共に上昇し、過酷なコンディションとなりました。清水は1‘37.983を記録し、決勝は13位からのスタートとなりました。決勝に向け、清水は「練習走行同様にマシンバランスは悪くなかったが、タイヤのグリップ感がもう少し欲しかった」とコメント、チームは決勝までにセットアップの見直しに取り掛かりました。


決勝
決勝レースのスタート前は警察車両先導によるパレードランも行われ、24,900人の観衆が見守る中、15:20にGT500/GT300混走のRace1がスタートしました。スタート直後に500クラスの1台がクラッシュした影響で1周目からSCが導入されます。5周目からレースは再スタート、清水は集中力を一気に高め、順位を維持しながら虎視眈々と前車をオーバーテイクするチャンスを伺います。しかし、想定していたよりも早くリヤタイヤの摩耗が進み、思う様な走りができません。前車を追いたい気持ちと後半に備えたタイヤマネージメントのせめぎ合いに清水は葛藤します。18周目からは空が曇り始め、小雨が降り出す状況となりますが路面を濡らすほどではなく24周目には雨は止みました。その後はフロントタイヤの摩耗も厳しくなり、マシンバランスの悪化に苦しみます。25周目には500クラスに進路を譲ろうとした直後、接触しそうになります。なんとか接触は回避しますが、その隙に11号車、45号車に抜かれてしまいます。清水は最後まで諦めずに走行を重ねますが、最終的に16位でチェッカーフラッグを受けました。ポイント獲得圏内の15位まではあと一歩という惜しい結果となりましたが、まずは復帰戦となるRace1を無事に走り切れたことが何よりの成果となりました。


Race2
8月3日(日)公式練習
2日目も晴天に恵まれた気温28℃、路面温度42℃の中、8:30より公式練習がスタートしました。Race2は平中が担当し、Race1の走行データを鑑みながらマシンバランスを確認して行きます。走行終了間際には予選シミュレーションを行いますが、前車に追いついてしまい1‘38.283のタイムで20位で走行を終えます。
予選
予選がスタートする11:00には気温は32℃、路面温度は49℃まで上がりました。平中は予選が進むにつれて他車の走行により路面にタイヤのラバーが乗り、グリップが向上するタイミングを狙い、残り時間11分でピットアウトします。しかし、コースイン後は想定したよりもタイヤのウォームアップに苦戦し、アタックラップのタイミングも難しく1‘38.821のタイムで決勝は22位からのスタートとなりました。
決勝
27,400人の観衆が見守る中、 GT300クラス50分間のRace2がスタートしました。スタート直後から他車との激しいポジション争いを展開します。コーナーで並びかけたイン側の他車がアウト側を走行している平中の進路へ寄せるような状況が発生。平中は接触を避け、コースアウトしそうになりますがなんとか踏ん張ります。しかし、その隙に2台に先行を許してしまい苦しい立ち上がりとなります。その後は3周目までに順位を22位まで取り戻すことに成功します。レース中盤には安定したラップを刻みながらも、終盤はタイヤの摩耗からくるバイブレーションの発生により、マシンバランスに苦戦します。平中は無線で「行けるところまでいってみる」と冷静さを失わず粘り強く走り切り、21位でチェッカーを受けました。チームにとっては、車両火災からの復帰戦という特別な意味を持つ再起をかけた挑戦でしたが、2日間ともに完走を果たし、確かな一歩を刻む結果となりました。




COMMENT
いつも応援ありがとうございます。先ずはマシンを今大会までに修復してくれたチーム、車両修復をサポートしてくれたaprの皆さんに感謝です。車両が完成したのは29日の火曜日、そこからチェック走行、両レース含めトラブル無く走りきれた事は良かったです。レースはとても悔しい結果となってしまいましたが、ここからリスタートして必ず結果に繋げたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
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Race1は16位でフィニッシュしました。思うように噛み合わない部分もあり、ポイント獲得まであと一歩と惜しい結果でしたが、まずは無事に復帰戦を走り切れて良かったです。ここまでマシンを修復する為に準備をしてくれた関係者の皆様やチーム、スポンサー様ありがとうございました。課題はまだまだありますが、可能な事から乗り越えて行きたいと思います。次戦も引き続き応援よろしくお願いします。
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今回のレースでは走行する機会はありませんでしたが、チームにとって重要な7月30日のチェック走行を担当しました。チェック走行では修復されたマシンの仕上がりを体感でき、貴重な経験となりました。また、Race1/Race2共に無事に完走する事ができ、チームの技術力と結束力を改めて実感しました。自分自身も次に出番が来たときにはしっかりと結果が残せる様に準備します。次戦も引き続き応援よろしくお願いします。
次回は8月23日(金)~24日(土)にて、鈴鹿サーキットで開催される「2025 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT300km RACE」に参戦します。
皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。
情報参照先
- SUPER GT 公式webサイト:https://supergt.net
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ